日常生活仏教

日常生活仏教

日常生活のための仏教

仏教は、もともと、生きた人間のための、人間生活のための教えであったと、庭野日敬師は言います。

  生きた人間が、日常生活の中で、幸せに暮らし、幸せに一生を送る、そのための教えであったというのです。

  今は不幸だけれど、死後には幸せになるという教えではないのです。

  普段は不幸だけれど、仏さまの前に座っている間は幸せだという教えでもないのです。

  今日も幸せ、明日も幸せ、一か月後も幸せ、一年後も幸せ、十年後も幸せ、寿命を終えるときも幸せ。そして、死んだのちも幸せ。そういう幸せを得るための教えが仏教なのです。

  この、本来の仏教を、日常生活仏教と呼ぶことにしました。

日常生活仏教の信者

日常生活仏教の信者と呼ぶにふさわしい人は、次のような人でありましょう。

  ・仏さまを信じて敬愛する。

  ・仏さまの教えを信じて大切にする。

  ・仏さまの教えを学び、実践する人びとを尊敬する。

  ・仏さまの教えを、日常生活で実践する。

日常生活仏教の教え

日常生活で実践する教えは、普遍的な理論や、具体的な実践指針となりましょう。

  普遍的な理論は、このサイトでも書かせていただいております。

  具体的な実践指針は、その人、その時、その場合で異なってきます。ここが難しいところでありましょう。

  これについては、別稿で研究してみたいと思います。

  現実問題に遭遇なさっていて、実践指針が欲しい方は、下記の「お問い合わせ」を使ってご連絡ください。ご一緒に取り組ませていただきます。

浪 宏友(本名:中原常友)
詩人・仏教研究家・経営コンサルタント
妙法蓮華経と原始仏教を学び続けて70年
宗教ではない仏教「ビジネス縁起観」を開発
1940年(昭和15年)生

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