人間関係の悩み

日常生活仏教

日常的な悩み

 従来、日常的な悩みとして、三つの悩みが挙げられています。

  経済的な悩み・病気の悩み・人間関係の悩みの三つです。このほかにもさまざまな悩みがあると思いますが、その多くが、この三つの悩みのどれかに還元されてしまうようです。

  これら、三つの悩みのなかでも、最も深刻なものが人間関係の悩みであると考えられています。

  人間関係の悩みが無ければ、経済的な悩みや病気の悩みは、なんとかなるように思われます。

人間関係の悩みを解決する理論

 日常的な人間関係の悩みと言えば、家族間の人間関係の悩み、職場における人間関係の悩みが、深刻なようです。

 人間関係の悩みは、それぞれ独特なものです。十把一絡げに扱うわけにはいきません。しかし、人間関係を考えたり、解明したりするときに役立つ理論があります。これを用いれば、縺れた糸もほぐれてくる可能性が高まります。

 私は、自分の悩みと取り組むときも、人さまから悩みを相談されたときも、次の理論を下敷きにして、悩みを整理し、解決策を見出しています。

 その理論とは、次の三つです。

   ・原因・結果の原理

   ・原因・条件・結果・影響の原理

   ・四聖諦

 これらの理論によって明らかにできるのは、悩み解決の方策です。このさき、自分が、どうすればいいのかが明らかになるのです。

 これらの理論は、このブログでもご紹介していますが、人間関係に特化した使い方を、順次ご紹介したいと考えております。

方策の実践

 前記の理論で、悩み解決の方策が明らかになり、このさき、自分が、どうすればよいかが明らかになりましたら、これを、日常生活の中で実践します。

 一度の実践で、目に言える成果が得られる場合もありますし、実践を積み重ねるうちに、成果が現れる場合もあります。それは、悩みの内容、方策の内容によって、さまざまです。

 しかし、そのすべてが、自分が行動する内容になっています。自分の悩みは自分で解決するということです。

 自分の悩みを自分で解決することができるようになりますと、どんな問題が生じても、自分で取り組んで、自分で解決することができるようになります。そのような自分になれば、人生を、しっかりした足取りで歩むことができます。

理論と実践の修得

 これらの理論と、そこから導き出される実践を修得するのは、あまり簡単ではありません。自分だけでは難しいと思われる場合は、当方までご連絡ください。下記の「お問い合わせ」を使ってご連絡ください。ご一緒に取り組ませていただきます。

浪 宏友(本名:中原常友)
詩人・仏教研究家・経営コンサルタント
妙法蓮華経と原始仏教を学び続けて70年
宗教ではない仏教「ビジネス縁起観」を開発
1940年(昭和15年)生

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