私たちは、一人一人、自分を取り巻く三重の世界と関わり合いながら生きているという理論です。
私が生かされる世界
私のまわりに、三重の世界が広がっています。
私のすぐまわりに、「身近な人々」がいます。
身近な人々のまわりに、「社会」があります。
社会のまわりに、世界が広がっています。
私は、これら三重の世界によって生かされて生きています。
そこに住む人々の大半は、私の見知らぬ人々なのですが、その人々がいてくださるおかげさまで、私は生きていけるのです。
私が貢献する世界
私以外の人々のまわりにも、三重の世界が広がっています。
その人の身近な人々、社会、世界が広がっています。
その人の三重の世界のどこかに、私がいます。その人の「世界」にいるかもしれません。その人の「社会」にいるかもしれません。あるいは私は、その人の「身近な人々」の一人かもしれません。
その人は、三重の世界に生かされて生きています。三重の世界のどこかにいる私も、その人が生きるために、ささやかながら貢献させていただいているはずです。
とても不思議なことですが、私は、多くの人々に生かされながら、多くの人々が生きるために、ちょっぴりお役に立っているはずなのです。
この世の中は、自分と人々とが、生かされあい、生かしあいするようにできているのです。